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INTERVIEW

売り場づくりも人の育成も
自分ならではのアイデアで
結果が出るのが面白い

店長近藤 彰人

※本人の所属・役職は2024年取材当時のものです。

自分らしい工夫でモノを売りたかった

学生時代はずっとコンビニエンスストアでアルバイトをしていたのですが、自分で手書きのボードを作るなど裁量の範囲内で自由にやらせてもらい、自分の工夫で売り場をコントロールする面白さを感じていました。それが食品小売に興味を持った理由です。

ただ、最近のコンビニは売上管理などのシステムがあまりにも発達していて、自分でなくても店舗運営ができてしまう物足りなさを感じていました。

エースを選んだのは、他にはない取り組みをしている分、自分のオリジナリティを出せそうだと思ったからです。他社の場合、どの店舗に行っても目立つ場所に置いてある商品やポップは同じだったりしますが、エースでは店舗ごとに商品、ポップ、販売方法もそれぞれ異なります。同じマンゴープリンでも、店舗によって3個組で売っていたり4個だったり5個だったりする。その自由さが入社の決め手になりました。

任された売り場で高い実績を上げた2年目

実際、入社1年目からさまざまなことで自分の意見を反映してもらえたと思います。最初の経験は入社してまだ3カ月目くらいの頃のこと。飴の棚の並び方がちぐはぐなのが気になって陳列を任せてもらったんです。そういう意見を自分から言えたのは、新入社員でも意見を言いやすいアットホームな雰囲気のおかげもありますね。

売り場づくりで印象に残っているのは、2年目に大宮店で志願してお菓子部門を担当させてもらい、マンネリ化してしまっていた店頭の季節商品コーナーの刷新を任されたときのことです。大宮店はエキナカの店舗で、お店の前をどんどん人が通り過ぎていきます。そんな中で何とか目を引く売り場にしようと、雨の季節向けに小さな傘まで買ってきてこだわりのディスプレイを完成させました。こうした経験を経てお客様の目を引く売り場づくりの大切さを感じましたし、その後も新しいアイデアを生み出すチャレンジをすることにつながりました。

渋谷店の立ち上げで副店長を務めたことも思い出深い経験です。新店ということで、仕組みやルール作りから自分で考えたのですが、スタッフの管理のために、口頭で指示を出すだけでなく、タイムスケジュール表を作って作業内容を「見える化」しました。さらに各作業時間を少しタイトに設定したことで、スタッフが能動的に作業の効率化を図り、次に何をやるべきか自分で考えてくれるようになりました。売り場以外でも「自分で考えたやり方で成果を出す」面白さを実感しました。

自分のアイデアでスタッフのやる気を引き出したい

店長に就任してからは慣れないことも増え、まだ苦労しています。今の店舗はデベロッパー(商業施設を運営する側)との関わりが深く、「どの商品に力を入れるか」「競合店の改装中に何をするか」といったことについて、先方の要望を聞きながら考えるのも店長の仕事。さらに、自分の売りたいものを売るだけでなく、エース全体として売りたいものと店舗ごとのお客様のニーズの両方を正しく店づくりに反映する責任も負っています。考えることが多く、限られた時間の中で店長の役割を果たすことは簡単ではありません。

責任は大きいですが、同時にやりがいも感じています。裁量権が大きく、店全体のことを決めて行けるのは、店長だからこその「自由」だと捉えています。

まだまだ慣れないこともありますが、アドバイスを求められる仲間がいることに助けられています。定期的な店長会議やオンラインの社内掲示板で日ごろから仲間の声を聞けることが、自分の成長の糧になっているのを感じますし、だからこそ、自分も誰かの役に立ちたくて、積極的に掲示板に情報を上げ、コミュニケーションを取っています。

今後力を入れていきたいのは、この店舗のお客様のニーズの分析とそれを反映した商品ラインナップづくり、そしてスタッフ管理ですね。スタッフには常に同じ作業をしてもらうのではなく、できるだけ違う仕事を割り振るよう意識していますが、それは常に新鮮な気持ちでやりがいを感じて働いてもらいたいから。そんな中でスタッフが積極的に働いてくれることも、今は大きな喜びです。自身のアイデアを生かしつつも、スタッフのさまざまな意見も取り入れ、「らしさ」を存分に発揮していきたいです。

BUSINESS PROFILE

2018年 新卒採用でエースに入社し、ペリエ稲毛店へ本配属。
定番棚の飴菓子、梅干しの発注担当を志願。
2019年 エキュート大宮店へ異動し、チーフとなる。
全国でも数少ない総菜の製造を行う店舗のため、製造も担当。
2020年 ららぽーと海老名店に副店長として異動。
近隣に競合店も多く、小規模の店舗だったためできることは限られていたが、さまざまな取り組みを考え実行していた。
2020年 渋谷東急フードショー店へ副店長として異動。
新店のため仕組みやルール作りを経験。また、百貨店や売り上げ規模の大きい店舗ならではの対応など吸収することの多い3年となる。
2023年 グランデュオ立川店へ店長として異動。
売り上げを上げるための施策計画、従業員の教育、事務仕事など店長業務に充てる時間を捻出するため日々の業務を工夫している。
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